◯準備運動
一般的な体操やストレッチの他、合気道独自の運動もあります。
・地固め
全身を軽く叩き、体に刺激を与えます。
・手首の運動
合気道の固め技(関節技)で関節を痛めないようにするための運動です。
一教、二教、三教、小手返しの運動があります。
・受身
技をかけられて体勢が崩れたときに怪我をしないようにするための運動です。
後受身、前回り受身、後回り受身などがあります。
・膝行
跪座で移動する歩法です。
座技や半身半立技のときに使います。
足腰の鍛錬の意味もあります。
◯見取り
技の稽古は指導者が稽古する技を模範演武し、それを見ることから始まります。
これを「見取り稽古」または単に「見取り」と言います。
昔は技を見せてすぐに稽古に入り、分からなくても手探りで稽古をしていたそうですが、現在では動きの順序やポイントを解説します。
◯技の稽古
見取りの技を2、3人1組で稽古します。
稽古は単に動きを繰り返すのではなく、どうすれば原理通りに技がかかるか、を研究します。
指導者が個別に指導に回ります。質問も受け付けます。
様子を見て指導者が止め、全体への指導をしたり次の技の稽古に移ります。
見取り → 技の稽古 という流れを繰り返し、時間まで複数の技を稽古します。
※見学者の稽古中の質問はこの時間帯にお願いします。